管理組合役員の就任は義務?管理組合役員についてと断り方をご紹介します。

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こんにちは、こいちゃん(@happykoichan)です。

日経平均の連日の高騰ですが、着実に私の日本株のポートフォリオは連日下落しています。

 

 

ナンデヤネン!

ファストリ保有者がうらやましいです。

 


さて、本日はマンションの管理組合役員の就任についてのお話です。

管理組合役員とは?

管理組合役員の就任を断れるのか?

このテーマについてご説明したいと思います。

管理組合役員の就任について

マンションの管理組合役員とは?

マンションの管理組合の役員とは一般的に理事長、副理事長、理事、監事を指します。

理事長管理組合の管理者となります。管理組合を代表し、様々な業務を行います。
管理会社とのやりとりも基本的に理事長が行います。
副理事長理事長不在時の理事長を代行します。
理事マンションによって、様々な役職があります。
会計、書記、自治会担当など
監事管理組合の業務の執行や財産状況を監査します。
問題があれば、監事の権限で総会を招集できます。
理事会での議決権がありません。

上記、管理組合の役員で構成されるマンションの理事会を運営します。理事会とは、マンションの総会で決定したことやその年の事業計画などを執行する機関です。

超簡単に説明しますと、管理組合役員とはマンションの理事会のメンバーのことであり、理事会はマンションの運営をする機関ということです。

役員の選出方法について

管理組合役員の選出は、マンションのルールにもよるのですが、特に多いのが輪番制と抽選です。

下記の表のように、毎年順番に選出されるのが輪番です。

輪番表

第1期第2期第3期第4期第5期第6期第7期
5F501502503504505506507
4F401402403404405406407
3F301302303304305306307
2F201202203204205206207
1F101102103104105106107

マンションによっては、2年任期の半数改選などもあります。

2年任期の半数改選輪番表

第1期第2期第3期第4期第5期第6期第7期
6F601602602603603601601
5F501502502503503501501
4F401402402403403401401
3F301301302302303303301
2F201201202202203203201
1F101101102102103103101

2年任期の半数改選とは、役員に選出されたら、任期が2年となり、毎年半分が入れ替わる方法です。

上記の表では、101号、102号、301号の方が第1期と第2期の役員となり、402号、502号、602号の方が、第2期と第3期の役員となっています。

 

抽選とは、次期の役員を選出するにあたり、現役の役員の方々で抽選する方法です。

抽選の仕方もいろいろありますが、新しいマンションでは、役員未経験者の中から抽選することが多いですね。

抽選については、透明性を持つため、公開抽選会としてマンション組合員の参加を自由にされているところが多いです。

 

他にもマンションによっては、一人の方が何年も理事長をされているマンションもございます。

役員の就任は断れるのか?

結論から申し上げますと、断れます。断ったからと言って法律で罰せられることはありません。

マンションによっては管理規約(マンションのルールブック)で罰金などを徴収する管理組合もありますので、ご自身のマンションの管理規約を確認した方がよいです。

しかしながら、マンション管理組合とは組合員の協力のもとに運営するものであり、正当な理由がなく断ることはモラルに反します。マンションによっては組合員の義務であると強く主張される組合もあります。マンションは集合住宅であり、役員就任を断ったことによって、そのマンションに住みずらい環境を作ることにもなりかねません。

ここでいう正当な理由とは、「売却して組合員でなくなる」「引っ越しして居住者でなくなる」「遠隔地に赴任」「後期高齢者でボケが進行している」などです。

仕事が忙しいとか、子供が小さいのでとかは正当な理由として扱われないことが多いですね。

私も役員就任について相談を受けた場合、原則、役員の順番が回ってきたら断らないことをお勧めしています。

それでもどうしても役員をやりたくない、何とか逃れられないものかとお考えの方もいらっしゃると思います。そういった方のために次で方法を説明します。

役員就任の断り方

先に申し上げておきますと、先の項でも申し上げましたとおり、役員就任を断ることはおススメしていません。それでも、どうしてもという方は以下をご参考ください。

方法①

正直、輪番の場合は断ることは難しいです。ただし、輪番であるがために、使える方法がございます。それは、

 

 

 

順番飛ばしです。

 

嘘にならない程度の理由をもって、順番を飛ばしてもらう方法です。

理事会から次期役員に選出されたとの連絡や案内が届いた場合、理事会または理事長宛に手紙などで順番飛ばしのお願いと理由を添えて送ります。

〇〇理事会様 または 〇〇理事長様
いつも管理組合運営にご尽力いただきありがとうございます。
さて、このたび次期役員候補として選出されたとのご案内をいただきましたが、現在、仕事の都合で出張が多く、あまりマンションに帰宅できておりません。現在の仕事のプロジェクトが1~2年で落ち着くため、2年後に順番を変更していただけないでしょうか。2年後であれば管理組合の役員として微細ながらご協力できますが、現在の状況では役員活動ができないどころか、他の役員の方々にご迷惑をおかけしてしまうことになりかねません。大変恐縮ではございますが、事情をご賢察のうえ、順番の変更をご了承くださいますようお願い申し上げます。 

上記はあくまで”例”ですので理由はご自身の状況にあわせて変更したらよいと思います。

この手紙で順番飛ばしが成功すれば、とりあえず順番を2年後に先送りできます。あくまでも先送りですので2年後に順番が回ってきますのでご承知おきを。

 

方法②

続いては、断る方法ではなく、引き受けるが役員としての仕事をしない方法です。

これはテクニックが必要となります。まずは役員候補者が集まって、役職を決める場面があると思いますが、その会合には出席します。そして忙しいアピールを徹底的に醸し出します。

相手に話してアピールするわけではなく携帯電話などを使い、電話がかかってきたフリをして、わざと聞こえるように

もう終わりますのですぐに向かいます

などのパフォーマンスをします。

そして、いざ役職決めとなったときに、申し訳なさそうに

今は土日も仕事で、毎晩帰りが10時過ぎで、時間の都合がつくのが平日○曜日の午前中くらい

と伝え、重要な役職(特に理事長)を任されないように努めます。

(それでも重要な役職に決定してしまったらスミマセン)

何とか重要な役職をかいくぐることが出来ましたら、あとは理事会や総会などの会合に出席しないだけです。

理事会開催のご案内などが届き、出欠席票を提出する場合は出席にして、空いているスペースに

仕事の都合で遅れるかもしれません」とか、

仕事の都合で途中で退席させていただきます

と記入して提出するだけで、出席しないという方法です。

理事会が頻繁にある組合であれば、数回に1回は実際に顔を出した方が効果的ですね。

 

 

あくまで方法の一つとしてご紹介しましたが、おススメはできません。申し訳ございませんが、実行する場合は自己責任でお願いします。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

やはりマンションは集合住宅であるため、管理組合の行事にできるだけ協力し、近隣住戸との良好な関係を築くことが、より良い住環境を実現するためには必要不可欠ではないでしょうか。

以上、参考になれば嬉しいです。

 

マンションにお住まいの方でお困りの方や、理事会役員さま、管理員さまのご相談等は随時受け付けております。お気軽にご連絡ください。(当然無料相談です)

お問い合わせいただきましたら、48時間以内にご返答いたします。

 

 

ではまた。

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